タナカをしたビルマ人の女性たち。ミャンマー・タチレクのマーケットで。
タナカは、タナカの木から取れる粉で、肌の保護、美容のために使う。
タイのメーサイからミャンマーのタチレクに出ると人の顔立ちも変わる。
タイではひっそりとしているインド系の顔立ちの人たちが、ここでは活き活きとしている。タイ人のインド系(インド人顔の人)に対する差別はとくにきつい。
タチレクは、メーサイと隣接する国境の町。 マーケットがあり、2、3年前までは虎の皮なども違法に取引されていたという。タチレクのマーケットで仕入れた虎の皮で儲けたという日本人にメーサイで会った。自称貿易商で、いまはタイのジーンズが日本で売れるのだとか。まだ若いのに前歯が全部抜けている異様な風体の人だった。
ミャンマー旅行でタチレクに行く人は少ないと思う。少数民族支配地域が間にあるので、ヤンゴンからは陸路では行けないことになっている。大部分のツーリストは、メーサイに行ったついでに、またはタイでのビザなし滞在(一ヶ月)を更改してパスポートにスタンプを押してもらうためだけにタチレクへ出る。タチレクへは250バーツくらいで一日(日中のみ)滞在が可能。一泊するためには2週間のパーミットが必要。
タチレクのマーケットには中国茶や乾物、中国製の安い雑貨などが多く、チェンマイあたりから買い物に行くタイ人もいる。
ミャンマー人は一日数十バーツ、一年間4000バーツでパーミットを買い、タイに入国し働くことが出来る。メーサイの露天やマッサージ屋で働く人にはミャンマー人が多い。
メーサイの日記。
http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2005/09/199410_fd16.html
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